投稿日時 2018-11-03 03:06:03 投稿者 硬梨菜 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
投稿者コメント | |
神代において、デバイスとは人類の活動を補助する護身用機器という面が大きかった。 しかしながら度重なる検証と数多の犠牲の上に積み上げられたデータからその形状はより原始的な「理解しやすい」攻撃力を帯びたものへと変遷していった。 第二十世代デバイスでは刹那式デバイスの基本思想たる「素材の持つ指向性マナ粒子の増幅」という根本はそのままに、「再征服」計画総責任者アンドリュー・ジッタードールが開発した「同一原子別作用システム」を流用することで、従来は素材の性質で作成可能な形状に制限がかかっていた問題を解決した。 画期的な進歩を遂げたデバイスは、しかして生まれ落ちたその時には既に運命は確定していた。 「あと五年、完成が早ければ……………」 ・死を待つばかりのとある技術士最期の独白 |
||
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報 |
▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて) |